現在完了進行形の真実

 have been 〜inghas been 〜ingを一般には現在完了進行形といいます。
でも、池田塾では「進行形」は「未完了形」と呼んでいます。(「未完了」とは「一旦~してまだ終わっていない」ことを指します。弊塾HPの「進行形について」で詳しく説明してありますのでそちらもお読みください。)
またこの「完了進行形」は、「完了」を表しているのではなく「継続」を表しています。
ですから「完了進行形」は「未完了継続形」と呼ぶのが正確です。
是非「未完了継続形」という名前を覚えて下さい。
これに「現在」が加わって「現在未完了継続形」が一番正しい名前です。
〜ing未完了(一旦〜してまだ終わっていない)を表す。
been過去分詞なので過去を表す。
have現在形なので現在を表す。
見たまんまですから反論しようがないのではないですか。



さて具体的に考えて行きましょう。

1.「雨が二時間ずっと降っている」2.「由美は今朝からずっと勉強している」3.「私は彼を二時間ずっと待っている」で考えてみると…


1.「雨が二時間ずっと降っている」ならまず「一旦雨が降り出してまだ終わってない(未完了)」がrainingで表される。そして二時間ずっと降っている、ということは「(二時間前にも、一時間前にも、1分前にも、10秒前にも、1秒前にも)降っていた」(=過去〈been〉)し、「今もまだ降っている」(=現在〈has〉)ということ。これらを足してhas been rainingとなる.(It has been raining for 2 hours.)
2.「由美は今朝からずっと勉強している」なら「一旦勉強してまだ終わってない(未完了)」がstudyingで表される。そして今朝からずっと勉強している、ということは「勉強してた」(=過去〈been〉)し、「今もまだ勉強している」(=現在〈has〉)ということ。これらを足してhas been studyingとなる。(Yumi has been studying since this morning.)
3.「私は彼を二時間ずっと待っている」ならまず「一旦待ち始めてまだ待ち終わってない(未完了)」がwaitingで表される。そして二時間ずっと待っているということは「(二時間前にも一時間前にも1分前も10秒前も1秒前も)待っていた」(=過去〈been〉)し、「今も待っている」(=現在〈have〉)ということ。これらを足してhave been waitingとなる(I have been waiting for him for 2 hours.)。



ただし注意!
現在完了形(have p.p.、has p.p.)は「〜した、を持っている」でしたね。(今も続いている、のではなく、やったばかりであるということ、直前に終わったということ。わからない方は弊塾HPの「現在完了形の真実」をお読みください)
これが未完了継続形にも応用されることがあります。
たとえば上記の2のYumi has been studying/ since this morning.を見てみましょう。
「今朝以来(ince this morning)」由美は「一旦勉強してまだ終わってない(studying)」「だった(been)」「を持っている(have)」のように考えることも出来ます。
「〜だった」「を持っている」は「夕食を食べたところだ」で説明しましたが「夕食を食べた」「を持っている」と考えられるんでしたね(直前に食べ終わった、ということ)。
こう考える時は直前で終わっていることを表します。
現在未完了進行形は、原則として今も続いていることが90%以上なのですが、まれに(10%未満)直前に終わってしまっていることがあります。
直前の文など、文脈をよく読んで気をつけるようにして下さい。(今も続いているなら「由美は今朝からずっと勉強している」、直前に終わっているなら「由美は今朝からずっと勉強していた」になります。)



如何でしょうか。
見たまんまを利用して理解して、そして覚えてしまって下さい。
そこらへんの市販の本なんか不要ですよ。
9割の本は役に立ちません。

皆さん、勉強しっかりね。