中学2年生でも分かる鯨構文

 

以前の鯨構文の説明が文字が多すぎたので簡略バージョンです。

比較を習ったばかりの中2でもわかります。

 

英語では比較級の直前に書いてある数量は「差」を表します。

(例)He is three years older /than I am.彼は3歳年上です/私と比べて。(than~、は「~と比べて」と考えてください)

   He is three times older/ than I am.彼は3倍年上です/私と比べて。

ならこの「差」がno「ゼロ(人、個、本…)の」ならどうなるか。(I have no money.私はゼロ円のお金を持っている→私はお金が無い。I have no girlfriend.私にはゼロ人の恋人がいる→私には彼女がいない。このようにnoは「ゼロ」を表しています。)

   He is no older /than I am.彼は年上である差がゼロだ/私と比べて→彼と私は同い年だ。 

            He  is no taller /than I am.彼はより背が高い差がゼロだ/私と比べて→彼と私は同じ背の高さだ。  

このようにno比較級thanは「~と比べて差がゼロ」→「~と比べて同じ」を表します。(=as原級as~)

これが鯨構文を解くヒントです。

 

鯨構文とはA whale is no more a fish than a horse is (a fish).のことを一般にそう呼んでいます。

「鯨」を例文にした上の文章があまりにも有名だからです。

まずthanの後ろを見てください。

a horse is (a fish).「馬が魚だ」と書いてありますね。

その前にthanなので「馬が魚であるのと比べて」。

前の文章を見ると、no moreとあります。

no moreですから「より~である差がゼロ」→「同じだ」。

もう一度鯨構文を見ると、A whale is no more a fish than a horse is (a fish).

残った、まだ読んでない文章が赤字の「鯨が魚だ」。

これをまとめましょう。

A whale is no more a fish than a horse is (a fish).

鯨が魚だ 同じだ 馬が魚であるのと比べて

→「馬が魚であるのと比べて、同じだ。鯨が魚なのは。」

なので「鯨が魚である」というのと「馬が魚である」というのが同じことだ、と言っています。

馬が魚であるわけは無いので、鯨も魚じゃないんだ、と言いたいのです。

この鯨構文の中にあるnoは「差がゼロ」を表していて、no moreですでに「同じ」と訳されています。

なのでこの鯨構文には「ない」という言葉を付け加えて訳してはいけません。

「ない」という言葉を使わないで、絶対にありえないことと同じだ、と言って否定文を表現しています。

「君にお金を貸すというのは、お金をどぶに捨てるというのと同じだ」「燃え盛っている家の中に入るのは、命を捨てに行くのと同じだ」のようなものです。

各言語には「ない」を使わずに否定の気持ちを表す表現があるのです。

鯨構文もそのひとつです。

なので「鯨が魚だというのは、馬が魚だというのと同じだ」と訳します。

noという言葉があるからといって、この中に「ない」という言葉を決して入れてはいけないのです。

もし入れたいのなら、その方々は今後は日本語で「君にお金を貸さないのは、どぶに捨てないのと同じだ」と言うように必ずしてくださいね。(当然ですよね)

この点はYゼミ、S台、K塾、T進などの有名予備校講師(私から見たらまだまだ不十分。君らは鯨構文の一般的な誤った訳で心にもやっとしたものを感じないのかぃ?予備校スタッフ、出版業界も同罪。おかしいものをおかしいと言えないのは無知の極み。)や各種参考書(大学教授執筆)も間違えています。(世の中では「鯨が魚でないのは、馬が魚でないのと同じだ」と訳しているのです。このように訳した瞬間にその先生は鯨構文を理解していません。)

なんでわからないんだろ。

・・・あまり頭のいい人に劣等感を持たなくてもいいのかもしれません。

鯨構文は実は簡単です。

こんな感じで正確な知識をつかんだ上で、間違った訳を書くように指導しています。

皆が間違えているので、合格するためには仕方ないと思っています。

日本で唯一正確な知識を教えているのは池田英語塾です。

証明終わり。

 

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